しあわせ

左手の薬指で輝き続ける愛のカタチ

婚約指輪は普段使わないから要らないと言うのですが、結婚してから「本当は欲しかった」「実は期待していたのに」とおっしゃる奥様が多くいらっしゃり、
旦那様を責める一生の言葉にもなりかねません。
結婚前は自分から言い出すことなどはしたくない、でも分かってくれているのではという期待などから、女性は少しでも印象を悪くしないように言い出すことはできません。
婚約指輪というものは一緒に選べる結婚指輪と違い、負担が全て男性にかかるのですからねだっているようにとられたくない心理が働くのです。

要らないと言ったからと本当に何もしないと女性は落ち込みます。
それが夫婦になった時に本音となってもれることもあるのです。
またどんなものでもいいのかといえば、女性は好みというものをもっていてあまりにかけ離れたものだと、顔は喜んでいても心の中ではがっかりしています。
ですから最近は本当にお互いを知り尽くしたといえるような婚約者でもない限り、男性だけで婚約指輪を選ぶのはあまりなく、一緒に選びにいっても女性の方が選んでしまうことが
多いのですが、そこで値段を気にする女性があまり本当に欲しいものよりも安いものを選ぶことが多いのです。

元々婚約指輪というのは結婚までの約束の証と共に、婚約者を守ってくれるというお守り的な要素も込められたものです。
適当に相槌をうつのではなく、独身最後のプレゼントとして範囲内で好みに誘導してあげましょう。
この場合、相談役である店員も味方に付けておくのがいいでしょう。

丸いつなぎ目のないリングは太陽や月を表し、永遠の絆を意味するダイヤモンドは男性が自分だけで選ぶ婚約指輪でも外れがないものといえるでしょう。
また左手の薬指に付ける理由としては、中世のヨーロッパでは愛の静脈、左手の薬指が心臓に直結していると考えられたという言い伝えが主に有力とされていますが、
もうひとつには男性が女性の魔力を封じて女心を自分につなぎとめるためという、ローマ時代の説もあります。

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