しあわせ

カラットとは?

地中海から中近東にあるインドで採れるサヤノの中の位置に関係なく、重さがほぼ均一で1粒が0.2gの黒色のいなご豆が分銅として使用されていました。
ギリシャ語では、この豆のことをkerationと言ったことから1カラットになったと言われます。

古いカラットの単位は国によって差がありましたが、1906 年にthe Congress of Measures and Weights によって、
カラットをメートル法に組み入れることになり、1ct=0.2g とするメートル・カラットが採用されました。
それからは世界共通のカラットになっています。
ちなみに、日本でカラットが採用されたのは1909年11月11日といわれ、現在ではジュエリー・デーとなっています。

それでは1カラットの婚約指輪といえばどのようなものになるのでしょうか。
一番分かりやすいダイヤモンドを例に挙げてみますと直径はおよそ6mmで、価格は60万~300万ということになっています。
値段の差は他の「4C」の価値によるものだとしても、少し考えてしまう価格です。
勿論、婚約を華やかにしたいというふたりにとっては物足りないものがあるかもしれませんが、一般的な婚約指輪の価格は越えています。
2012年10月のある調査の婚約指輪の価格は平均で33万円ということですから、倍はおろか、数倍はするものになります。

では半分の0.5カラットではいかがでしょう。
価格は25万~65万となり、通常より少し予算がある場合に選ばれたり、指に合わせた大きさの指輪を選びたい場合に最適な大きさと言われています。
あまり小さいといくら本物でもダイヤモンド自体の価値が薄れるのかもしれません。
値段の差は石の価値もありますが、ダイヤモンドが小さくなった分の他の部分、主にリングにかけるものも大きいように考えられます。
1カラットのダイヤモンドがすっきりとして見えるのは、他の装飾を施さずにダイヤモンドを強調しているからともいえます。

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